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2006年04月25日

第1回「100年の住まい考座」を終えて

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4月22日、びわ湖大津館で第1回「100年の住まい考座」が行われました。


私は今回、この講座の資料やチラシを作成した大学生です。


この講座を企画し開催に至るまで、100年の住まいを造る会は何度も会議を行い、「住まい手は家づくりに何を求めているのか」「家づくりで不安に思っていることはなんだろう」「今、どのような暮らし方が求められているのだろう」等、みなで意見を出し合いました。

そして造り手が住まい手の方々に質問を投げかけ、ご意見をいただくかたちの講座にしようということになりました。
それは、造り手がより住まい手目線の家づくりができるように、また、住まい手に造り手の想いを知っていただくことで、相互のコミュニケーションがとれた家づくりをしていけるようにという考えのもとです。


当日、琵琶湖を一望できる会議室で講座は行われました。
会場となったびわ湖大津館は、かつて滋賀県随一のホテルであり、かのヘレンケラーも宿泊した、趣のある市民センターです。今は内部を改装して、さまざまな市民活動が行えるようになっています。

7名の参加者の方々と講師の建築士・坂田さん、会のメンバーである造園家・川下さん、会のコンサルタントをしているアミタ持続可能経済研究所の中尾さん、坂田さんの奥さんでありティータイムのお菓子を作ってくれた美代子さん、司会の私とで講座はアットホームな雰囲気で行われました。


講座内容は「家+暮らし=住まい ~地域コミュニティーから家づくりを考える~」

第1部では、坂田さんが世界と日本の住まい事情を歴史と文化から話をされました。

アフリカのある家庭は、自然の恵みの中で暮らし、家族の絆や地域とのつながりを大事にした生活を送っています。そこでは一人一人に家庭での役割があり、お互い力を合わせて暮らしています。
一方、日本は、物にあふれた裕福な暮らしに思われます。しかし家族は一人一人生活時間が不規則で、一つ屋根の下に暮らしているにもかかわらず、すれ違いがちです。
統計によると生活の満足度は、大きな経済的な差にもかかわらず、アフリカの家庭の方が上回っているとのことでした。

そして第2部では、第1部での話を踏まえ、暮らしや家に対する要望、不安などを参加された方々に伺い、意見を交換しました。
みなさん、さまざまな想いをもっておられました。
・子供の成長に伴う暮らし・家のかたちの変化への不安
・購入後の家にかかるランニングコスト、維持管理費への不安
・地域コミュニティーの重要性
・家の不具合に対する疑問

などなど・・・

みなさんそれぞれの住まいへの想いを出し合い、坂田さんがアドバイスをしました。また逆に参加者の方の意見から坂田さんは新たな発見をし、自らの家づくりを省みていた様子でした。


そうして2時間があっという間に過ぎ、第1回講座を終えました。
今回の講座が、100年の住まいを造る会が目指す“住まい手と造り手が一緒に進める家づくり”への一歩となったことでしょう。


次回の講座は5月20日(土)、びわ湖大津館で「四季を感じる住まい方 ~ドイツの暮らしから学ぶこと~」です。
日本の四季とドイツの暮らしの関係って?
とても興味深い話が聞けそうで楽しみです。


こくぶ (家づくりを勉強中の大学生)

投稿者 sakata-eco : 17:03 | コメント (600)